3Dプリンターと靴作り

3Dプリンティング技術と靴作りを全力で融合させていくブログ

【1足目】足の3次元形状データの測定

靴作りには、靴の元となる木型が必要です。

職人さんは、木を削って作るのですが、私にはその技術がありません汗

そこで、3Dプリンターで木型を作製します。

 

木を削って木型を作る場合、足の色々な箇所の寸法をメジャーで測り、その寸法を基に木型を作ります。

一方、3Dプリンターで木型を作る場合は、3Dスキャナで測定した足の3次元形状データを基に木型を作ります。

しかし、市販の3Dスキャナはなかなか高価です。

そこで、手間はかかりますが、スマホのカメラを使って足の形状データを採っていきます。

 

人間の目は、右目と左目から見える景色のズレによって、景色を立体的に認識することができます。

これと同じように、ある物体を違う角度から撮影した2枚の画像から、その物体の3次元形状データを得ることができます。

 

違う角度から足を撮影し、

画像をPCに取り込んで処理(少しややこしい話なので割愛)します。

すると、このような足の形状データを得ることができます。

 

次回は、足の形状データを基に木型のデータを作成していきます。